かばんの鳥

第2ターミナル 1F バゲッジクレーム(南ウイング4番レーン)

かばんがさえずり、自由に羽ばたきます

 指向性スピーカとプロジェクタで、ターンテーブルをまわるかばんに「音」と「映像」を投影する作品。空の旅を供にしてきたかばんを鳥に見立て、鳥の声を投影します。指向性スピーカから放たれた音は、かばんの中に鳥がいるように聞こえます。持ち主がかばんを持ち上げると見えない鳥もどこかに羽ばたいて行きます。
 愛らしい鳥の映像と心和ませる鳥のさえずりは、旅をしてきた人の心を癒します。また、古くから鳥は伝達者のメタファーとされており、「鳥=メディア」であるとも考えられます。日本各地から空気や荷物、目に見えない記憶や思い出をのせてやってきた「かばん=鳥=空気」は、羽田空港に集まり再びさまざまな土地へと散っていきます。

プランニング:鈴木康広、西村邦裕
システム:木村健太郎、山崎充彦、西村邦裕
協力:東芝ライテック