呼吸するスクリーン

第2ターミナル B1F 若い芽のひろば

変形するスクリーンが描き出す中空の映像

36本の白いひもを回転させたスクリーンに、空港内の景色や点と線で表現した映像を投影します。
 回転するひもとひもの間に映し出された映像は、残像現象によって見る人の目の中に像を結びます。このスクリーンは上下の軸を垂直方向に移動することによって変形します。軸同士が近づくと回転体は横長の楕円になり、軸同士が離れていくと縦長になります。空間の中でゆっくりと形を変えるスクリーンの動きは、生き物が呼吸をしているようにも見えてきます。眺めていると時間が経つのを忘れてしまう求心力のある映像インスタレーションです。

プランニング:鈴木康広
スクリーン制作:乃村工藝社