風見鶏の視線

第1ターミナル 2F 南ウイング

人の流れる方向を指す「人」見鶏

1日およそ18万人もの人が行き交う羽田空港における「人の流れ」を風に見立てる作品です。風見鶏が風向きを指すように、ターミナル内での群衆の流れを示します。
この作品では、プライバシーに配慮し顔が写らないアングルから撮影した画像の中から歩いている人物を検出し、その人物を追跡する画像処理技術が用いられています。たくさんの人物を同時に追跡することで群衆の流れを計測、そのデータが風見鶏の動きに反映される仕組みになっています。広い空間で不特定多数の人々の傾向をとらえ、場の雰囲気をさりげなく提示する、新しい情報提示と言えるかもしれません。
自分は人の流れに沿って進んでいるのか、それとも逆らって歩いているのか。群衆のうねりを感じることのできる作品です。

プランニング:鈴木康広
システム:鳴海拓志、澤田耕司
制作:小西義幸、米良忠久(東京大学生産技術研究所試作工場)